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実は茶処・都城

宮崎県は、実は全国でも第4位の荒茶生産量を誇り、年間約4000トンの荒茶が生産されます。(平成24年度 農林水産統計参照)

その中でも都城は県内最大の茶栽培面積を誇り、また250年以上の歴史を持つ由緒ある産地でもあります。

「都城茶」の歴史を紐解いてみると、江戸時代にまで遡ることになります。
 
 当時、都城島津藩の藩医であった「池田貞記翁」は、天下一の茶処であった宇治と都城盆地とが地形、地味、風土とも酷似していることに注目。自ら宇治に赴いて製茶技術を習得し、以来、都城に茶の栽培を広めたと言われています。

 宝暦七年(一七五七年)には、時の桃園天皇にお茶を献上し、御料の菊花ご紋章入りの肥前焼のお茶碗と土器を賜るなど、「都城茶」は名声を博しました。
(桃園天皇により下賜された茶器と土器は今でも、都城歴史資料館に保存されています。)

茶葉を蒸して作る煎茶製法が、宇治から最初に伝えられた銘茶処として、都城が全国でも由緒ある産地と言われる所以はここにあります。


      日向懐なつかし都城は
        
          霧の中から夜が明ける
        
      見たか聞いたか都城は
         
          茶どこ 繭どこ 米どころ

                    (吟遊詩人・野口雨情)

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