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茶問屋のこだわり

「茶問屋」とは、お茶屋にお茶を売る仕事。
まさに、プロの目利きが必要とされる仕事です。

お客様(特に都心部)にお茶が届くまでには、おおまかに

農家→市場→産地問屋→消費地問屋→小売店→大型店(デパート、スーパー等)→お客様

といった流れがあります。
当店が位置するのは「産地問屋」。
中間のコストを省き、そして私共が厳選した本当に美味しいと思えるお茶を直接、皆様にお届けできるのが強みです。

茶農家から市場へは、「荒茶」(主に単一品種で、茎や粉、葉の大小が
混ざった状態のもの)と言われる半仕上げの状態でお茶が運ばれます。

<市場の様子>(黒い盆の中にあるのが荒茶の見本です)
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我々茶問屋の仕事は、この荒茶を「外観」「香り」「味」「触感」など
五感をフルに使って厳正に審査・評価し、良質の物を仕入れること。
そして葉・茎・粉などの種類に選別し、それぞれに適した加減で火入れを行い、
お茶を仕上げていくのが仕事です。

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また、単一品種のみでは味や香りに偏りが出るため、相性の良いお茶を探し、
バランスと品質を向上させるブレンドを構築していく。
これもまた、問屋の大きな仕事の一つです。

<ブレンド>
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こうしてこだわり抜いたお茶のみを、当店は自信を持って皆様にお届けいたします。

実は茶処・都城

宮崎県は、実は全国でも第4位の荒茶生産量を誇り、年間約4000トンの荒茶が生産されます。(平成24年度 農林水産統計参照)

その中でも都城は県内最大の茶栽培面積を誇り、また250年以上の歴史を持つ由緒ある産地でもあります。

「都城茶」の歴史を紐解いてみると、江戸時代にまで遡ることになります。
 
 当時、都城島津藩の藩医であった「池田貞記翁」は、天下一の茶処であった宇治と都城盆地とが地形、地味、風土とも酷似していることに注目。自ら宇治に赴いて製茶技術を習得し、以来、都城に茶の栽培を広めたと言われています。

 宝暦七年(一七五七年)には、時の桃園天皇にお茶を献上し、御料の菊花ご紋章入りの肥前焼のお茶碗と土器を賜るなど、「都城茶」は名声を博しました。
(桃園天皇により下賜された茶器と土器は今でも、都城歴史資料館に保存されています。)

茶葉を蒸して作る煎茶製法が、宇治から最初に伝えられた銘茶処として、都城が全国でも由緒ある産地と言われる所以はここにあります。


      日向懐なつかし都城は
        
          霧の中から夜が明ける
        
      見たか聞いたか都城は
         
          茶どこ 繭どこ 米どころ

                    (吟遊詩人・野口雨情)

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