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宮崎抹茶の茶摘みツアー

2014/06/13
宮崎でも、抹茶を生産しているのをご存知ですか?
西都市の茶臼原というところに、その畑はあります。
20140613-maruishien.jpg
正確には抹茶の原料である「碾茶(てんちゃ)」を製造しているのですが、宮崎県ではここだけ。
友人でもある石川健氏がその貴重な畑を営み、当店でもその抹茶を取り扱わせていただいています。
宮崎抹茶

普通のお茶と「碾茶」はどう違うのか?
また、粉末のお茶=抹茶と思っている方も多いので、その違いを知ってほしい。
そして、宮崎でただ一人抹茶の生産家として頑張っている彼を応援したい。

そんな気持ちから先日、茶摘みツアーを開催致しました。

facebookやお得意様へお声がけしたところ、東京や鹿児島から、また県内はワインバーのマスター、茶道青年部の方や学校の先生、小さいお子さんまで!
多彩な方々がご参加くださいました。
説明
茶摘み
園主・石川君の説明を聞き、さっそく茶摘み。
天気にも恵まれ、新緑に囲まれた朝の作業は、とても気持ちが良かったです。

摘んだ生葉
芽が出てから約20日間かぶせ(黒いシートで直射日光を防ぐ)をするので、芽も伸びて葉も大きく、色が濃いのが特徴。

ちなみに普通の煎茶は、かぶせても約7日間。
直射日光を防ぐことで、渋味成分を抑え、旨味成分を増やすのが目的です。

摘採機
手摘みの途中で、摘採機の登場に歓声が笑
我々は見慣れた光景ですが、参加者の皆さんには刺激的だったようです。

ちなみに運転手は石川君の奥さん。
手摘みだととても時間がかかりますが、機械だとあっという間!
昔の人の大変さが、身に染みてわかります。

生葉投入
みんなで小一時間ほど摘んだ葉を、仕上げ工場へ。
生の葉っぱが、碾茶という抹茶原料になっていきます。
蒸す
生葉はまず、酸化を止めるために蒸気で蒸されます。
こうすることで、お茶特有の鮮度を保つのです。
乾燥
蒸された葉は、かたまりにならないよう空気で振るわれた後、火入れ乾燥されます。
ベルトコンベアー式に、段々と乾いていきます。
碾茶
こうして乾燥して出来上がったのが、写真の「碾茶」。
煎茶の「揉む」という工程がないので、葉っぱそのものが縮まったような、「青のり」のような形状になります。

かぶせ特有の、青味がかった甘い香りがします。
ここから再度、仕上げの乾燥をすると完成です!

石臼挽き
せっかくなので、あらかじめ用意していた仕上げ碾茶を、石臼でその場で抹茶に。
これも参加者の皆さんに体験してもらいました。
点てる
幸運な事に参加者の中に茶道の方がいらっしゃったので、ご協力いただきお点前を。
豊かな時間が流れます。
お菓子と
西都市の銘店「水野屋」さんの和菓子をご用意していたので、ここで皆さんとまさに一服。
今日一日を振り返っての茶談義は、皆さんの充実した笑顔が印象的でした。

「来て本当に良かった、ありがとうございました」と参加者の皆さんにも喜んでいただけましたが、茶園の皆さんにも刺激になったようで、

「こうやって直に知ってもらうと励みになる。目の前で美味しいって言ってもらえるしね。またぜひやりたいね!」

と言ってもらえました。

お茶屋として、こうした作り手と消費者の橋渡しをするのもまた、これからの大事な仕事だと、あらためて強く感じた一日でもありました。

茶摘みでなくとも、こうした機会をまた作りたいと思っています。

参加いただいた皆様、そしてマルイシ園の皆様、本当にありがとうございました。
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