店長のくつろぎブログ
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T-1サミットin四日市

先日1/18の全国茶業青年団総会の翌日、T-1サミットを開催しました。
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2007年から、「T-1グランプリ」という「小学生のお茶の茶ンピオンを決める」イベントを都城でスタートしたんですが、この取り組みに共感いただいた全国の茶業者の間で開催が広まり、現在までに累計で15都道府県33か所82大会を開催、5000名を超える茶レンジャー(参加小学生)を輩出するまでになりました。
(T-1グランプリの詳細についてはこちらをクリック

全国展開につれ開催地毎の問題点が発生したり、内容がブレないよう共用できるフォーマットを作ろうという事で、その解決と意見交換の場として始めたのが「T-1サミット」。

全国各地の開催主催者にお集まりいただき、毎回有意義な意見交換をさせていただいています。
こちらも毎回参加者が増え、総会の翌日という事もあって今回はオブザーバーとしてのご参加もあり、過去最高の9団体30名の皆様がお集まりくださいました。

当初は問題解決型の会議が多かったのですが、回を重ねる毎に運営が安定した地域も増え、「さらに充実した内容のために!」とT-1前後の「お茶屋さんに参加者が足を運ぶきっかけ作り」や、より普及の深度を増す取り組み・アイデアが各地で出てきており、ぜひその成功事例の発表とアイデアのシェアをすることで、業界全体の活性化に!というおもしろい内容になってきていて、私自身も毎回刺激をいただいています。
その充実ぶり、熱気ぶりが、サミット参加者の増加の何よりの理由と考えます。

年に1度ではありますが、全国の心ある仲間との有意義な時間。
次回もとても楽しみです!



若手茶農家との夜

今夜は県全体の茶業青年会(若手茶農家の団体)懇親会に、茶業青年団(主にお茶屋さんの若手団体)として参加してきました。
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今年の10/31~11/2に「全国お茶まつり」が宮崎で開催され、全国茶品評会や審査技術競技大会などが開催されます。

その運営の中核を担うのが青年会なのですが、そのサポートのお話と親交を深める目的で呼んでいただきました。
会も盛り上がり、最後は両団体のリーダー同士の熱い握手!
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ふだんは市場を隔てた「売る側」「買う側」の関係だったり、地域が違うとなかなか顔を合わす事がなかったりと、お茶屋さんと生産者がこうやって団体で膝を突き合わせて飲む機会って意外と少なかったりするのです。

個人的にもお話したかった人や久しぶりに会えた人、初対面だけどとても有益な情報交換ができた方もいて、とても充実した時間でした。
地域によっては後継者不足も叫ばれる業界ですが、宮崎にはこんなにたくさんの元気な生産家がいて、素晴らしいお茶を作ってくれています。

微力ではありますが、その発信に少しでも貢献したいとあらためて感じた気持ちの良い夜でした!

お茶を「何で」売るのか?

昨日、友人の茶農家さんに誘われ、とある農学博士のお話を聞く機会をいただきました。

内容は「特許製法による新しい茶の機能性のお茶について」。
簡単に言うと、「渋味が少なくてやせるお茶が出来ますよ」という話でした。

日本茶業界や成分発見に関する歴史から、国内外の嗜好を例に出した今後の市場についてまで、講師の持論も織り交ぜた幅広くとても身のあるお話をたくさんいただきました。

今回の落としどころとしては、「機能性のあがるお茶を作ることができる。今後の宮崎の茶業界のためにも、取り組んではどうか?」といったところ。

お茶を売るのに、
「嗜好」で売るのか。
「文化」で売るのか。
「機能」で売るのか。
「情緒」で売るのか。

今回は「機能」で売ろう、という話。

理論的にはまったくもって非の打ちどころもないし正論なのですが、なぜか話が終わってしっくりこない自分がいました。
おそらく参加していた(ほぼ茶農家でしたが)人達も、大半はそんな雰囲気だった気がします。

仮にこのお茶を作って、たくさん売って儲かったとして。
お客さんは何らかの効果があって喜ぶかもしれない。が、果たして自分は嬉しいのかな・・?

そう考えると、イマイチわくわくしないのです。

そんな甘い事を言ってるから、ダメなのかもしれません。
しかし、どこかでまだまだ「嗜好」や「情緒」で勝負できるはず、という思いもあるし、その可能性を信じています。

戦後の大規模農業化から均一化へ。
そしていま成熟期を経て、衰退産業とも言われる茶業界。

「金にならない事をやっていてはダメ。」
「少量でも高品質で、利益の出るものを!」

講師のお話にウンウンと頷ける部分と同時に、自分がどこを目指してやっていくのか?
それをあらためて再考させられた一日でした。

都城(みやこんじょ)方言カルタセット、取材をいただきました!

都城(みやこんじょ)方言セット
地元の印刷会社(株)文昌堂さん製作の「みやこんじょカルタ」とコラボした「都城(みやこんじょ)方言セット」に、日本農業新聞様より取材をいただきました。

「お茶」x「カルタ」という組み合わせが興味を魅かれたそうです。
ただ私としては奇をてらったわけではなく、この2つには「家族団らん」という共通イメージがあると思い、文昌堂さんにお声がけしギフトにさせていただいた思いもあります。
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年末の我が家にて。大人も子供も、方言を知らなくても白熱します笑

方言やそれを使う機会は、どこでも減少傾向にあると思います。
しかし近年、先の東日本大震災や不透明な経済状況のなかで、都会で暮らす同郷の人間からは、「田舎の良さ」「地元への帰属意識」の高まりが強くなっているのを感じます。

地元に住む私も、出張などから戻り、空港や駅で方言を聞いた時の「ほっ」とする、緊張感が解ける感覚を前より強く感じる気がするのです。

そんな方言を同世代・次世代が誇れる文化として発信し、また郷土愛を楽しみながら高め、育む機会を作れたら・・そんな思いから、このギフトセットを作るに至りました。

都城出身の方は懐かしみながら、そうでない方も地方の方言に触れることで癒され楽しんでいただけるのではと思っています。

実際、我が家で年末にやってみたんですが、途中から大人の方がムキになる始末・笑
方言を知らない妻も、「へぇ~、そういう意味なんだ!」と楽しめたようです。

大人も子供も一緒になって、温かいお茶を飲みながら家族団らんの風景を・・
「じゃったね!」(そうだったね!)と笑顔になる時間が生まれると、てげ(とても)嬉しいです。

都城(みやこんじょ)方言セットはこちら

全国総会@四日市

先日、お茶の青年団の全国総会出席のため、三重県四日市に行ってきました。
現在10都道府県11地域(東京、静岡県、静岡市、岐阜、京都、滋賀、三重、大阪、福岡、鹿児島、宮崎)にお茶の青年団があり、年に2回全国総会が行われます。

毎年各県の持ち回りで行われ、今回は三重県四日市で開催。
昨年度の事業報告や収支決算、今年度の計画や予算について予定通り承認がなされました。

ただ、現状で行われてる実質的な活動と言えば年に1度の「審査技術競技大会」こと闘茶会(お茶の品種・茶期・産地を見分けたり、聞き茶による産地当て競技)のみ。

もちろんこれもお茶の鑑定能力を高め、全国の仲間と切磋琢磨できる機会ではあるのですが、ともすれば「業界の自己満足」になりかねません。

その高めた能力を発揮するためにも、お茶の素晴らしさを一般の方々に発信し、今の時代に合った全国的な消費啓蒙活動もまた望みたいところです。

全国の足並みを揃えて、となると難しい部分もありますが、せっかく全国の優秀な若手茶業者の皆さんが集まる機会、せめてその内容を本気で協議する場や時間が設けられれば、何かしら良い意見やアイデアが出る気がするのですが・・

繁盛店に、お茶あり。

以前から思っていたのですが、繁盛しているお店って「ちょうどいいお茶が出る」率が高いと思いませんか?

ここで言う「ちょうどいい」とは、「お店に合っている、満足できる」という意味です。

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先日入った定食屋さんで出されたお茶。
特別美味しい!ってほどではないんですが、食事にちょうど良い素朴な味で、飲みやすかったんです。
(ちなみに一緒に出てきたお漬物も美味しくて、おかわり→販売してたので帰りに購入)

お代わり用のお茶が急須で出されたところもポイント高し。
実はフタをあけると、中に茶葉は入っていませんでした。
きっと給茶機から出したものでしょうね。
でも風味があったので、おそらく地元の生産家のもの(道の駅的なお店だったので)を使われているんだろうな、と感じました。

これが給茶機メーカーのものだと、やけに色だけ緑が濃かったり(味は薄い)、色が褐色だったり。
わからない方もいるかもしれませんが、明らかに添加物の味がしたりするものもあったりします。

急須(決して高いものではないと推測)で出されている事で雰囲気あるし、お店の人もお茶のお代わりの対応の手間が省けるからラクですよね。

大衆的なお店の場合、お茶はおしぼりや爪楊枝と同じ無料のサービスでしょうし、コストはかけられないと思います。

しかしその中で、お客様が満足できるお茶を出せるお店が、繁盛店に多いと思うのです。


もちろん高級店になると、「ちょうどいい」の期待値は変わってきますよね。

「雰囲気もお料理も良かったけど、最後にいただいたお茶が不味くてガッカリ・・」

なんて話、よく聞きます。

「有料でもいいから、食後に温かくて美味しいお茶が飲みたい」という方も少なくないと思います。

そしてお店→企業に置き換えた時、どうでしょう?
やはりしっかりとした企業ほど、お客様をもてなす美味しいお茶、そしてその出し方もマナーがなされていると思います。

企業の利益に直接には、そしてすぐには結び付かないかもしれませんが、そういった部分にも力を入れている会社に好感を抱かない人はいないと思うし、感度が高い人ほどそういったところに気づくものです。

「ちょうどいいお茶」、出されてますか?

1/8~1/13 伊勢丹松戸店「大九州展」に出店いたします

明日1/8より13日まで、千葉県の伊勢丹松戸店「大九州展」に出店します。
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伊勢丹さんは旗艦店の新宿をメインに浦和・相模原・松戸・立川・府中と関東一円にあり、各店で「大九州展」が開催されているのですが、当店は冬は松戸店のみ出店させていただいております。(夏は松戸・浦和に出店)

当初は関東で無名の宮崎の、そしてうちのお茶が受け入れられるのだろうか・・?と不安に思っていましたが、予想以上にお茶好きの方、また当店を認めてくださるお客様が多く、今では伺うのが楽しみな町の1つです。

お客様も心待ちにしていただいてるみたいで、ご案内のDMを持って「待ってたわよ!元気だった?」「次はいつ来るの?」といった声を沢山かけてくださいます。
本当にありがたいことです。

年に2回ですが、こうやって宮崎とは離れたところのお客様の声を直にお聞きできる機会は貴重ですし、毎回いろんな反省とヒントをいただきます。

今回は弟が現地に伺っています。
最近は彼が売場に立つ事が多いのですが、現場にも慣れ成長が頼もしい限り。
設営も無事終了した模様で、写真を送ってくれました。
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当店こだわりの美味しいお茶を、心を込めて振る舞ってくれると思います。
お近くの方いらっしゃいましたら、ぜひ足をお運びいただき、飲んでいただけると嬉しいです。

都城茶の恩人・池田貞記翁

お正月は初詣へ。
都城なら知らない人はいない、神柱神社へ行ってきました。
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実はここには、「都城茶の恩人」と言われる池田貞記(いけだていき)翁の記念碑があります。

江戸時代、都城島津家の藩医だった池田貞記翁は、「天下一の茶処」であった京都・宇治に足を運んだ際、都城と気候・地質が似ていることに着目。
そして自ら宇治に出向いて製茶技術を習得し、その後、都城に茶の栽培を広めたパイオニアなのです。

毎年10/1にはここで都城の茶業関係者が一堂に集い、その功績を讃えると共に都城茶の発展を祈念する「献茶祭」が開催されます。

残念ながらこの日は、参拝客への対応設営のためその記念碑を拝む事はできませんでしたが、お参りと相まって気が引き締まる思いでした。

新年、お茶に対する気持ちも新たに。
またあらためて、訪問したいと思います。

あけましておめでとうございます。

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あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。

このウェブショップを6月にオープンし、あっという間の一年でした。。
なかなか思うような更新・製作が出来ず、はがゆい期間でもありました。
お客様にも、十分な情報や商品説明、そして思いが伝えられなかったと反省しております。

今年はそれを踏まえ、改善を積極的に行いながら皆様にとって有意義な情報発信をし、

『お茶を通した笑顔と感動』

をお届けできるよう、邁進したいと思っております。
本年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます!


お茶のさかもと
坂元寛之
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